戦禍で世界的バレエ団を率いる侵攻から2年
新作に込めた希望
北海道HBC(011ch)
2024年2月24日、ウクライナへの軍事侵攻から2年になる。戦禍に揺れる国で、日本人が国立バレエ団の芸術監督を務めていることをご存知だろうか。
寺田宜弘は、少年時代からウクライナでバレエを学び、自身もソリストとして活躍してきた過去を持つ。とはいえ国立劇場のバレエ団がその監督を日本人に託すのは初めてだ。空襲警報が日常となったいまでも、首都キーウにあるウクライナ国立歌劇場では毎週4回バレエとオペラの公演が行われ、ウクライナの人々が現実を忘れられるひと時を提供している。
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