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映画)ボリショイ・バレエinシネマseason2019-2020

北海道


白鳥の湖  7/17  13:00  19:00

ジゼル   7/24  13:00  19:00



ボリショイ・バレエ団

18世紀後期にモスクワで創立された、ロシアで最も歴史が古く伝統を誇る名門バレエ団。 「ボリショイ」とはロシア語で「大きい」という意味で、その名の通り、劇場もバレエ団もスケールが大きい。創立当初は演劇的バレエを重視する「モスクワ・スタイル」「モスクワ・バレエ」と表現されていたが、20世紀初頭にアレクサンドル・ゴルスキーが当時の時代精神を反映させるべく「プティパ」作品の振付・改訂に取り組み、今日のボリショイの基盤作りに貢献した。ボリショイ・スタイルを飛躍させ、更に大きく興隆させたのは1964年キーロフ・バレエ団(現在のマリインスキー)から移籍、1988年芸術監督に就任したユーリー・グリゴローヴィチの尽力による。すべてを踊りで表現しようとした彼は、《スパルタクス》などで男性ダンサーのダイナミックな技巧、勇壮な男性群舞、また迫力あるコール・ド・バレエで構成されるグランド・バレエを、「ボリショイ」の象徴として確立。芸術的、技術的レベルやダンサーの層の厚さでは他のバレエ団の追随を許さないことは勿論、グリゴローヴィチの絶頂期にはプリセツカヤや、マクシーモワ&ワシーリエフ、ベスメルトノワ&ラヴロフスキーなど、バレエ史上に輝くスーパースター、伝説のパートナーシップを輩出した。それ以降もアナニアシヴィリ、ザハーロワなど世界的ダンサーを生み出し、多彩なレパートリーを誇る。また今日も、ジョン・ノイマイヤーやジャン=クリストフ・マイヨーといった振付家や、NDTのアーティストを招くなど、至高の芸術を磨き続けている。 1877年、《白鳥の湖》を初演したバレエ団としても知られる。2019年、ボリショイ・バレエ団での《くるみ割り人形》上演は、初演から100周年を迎える。


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