【ジュネーブ共同】若手バレエダンサーの登竜門として知られるローザンヌ国際バレエコンクールが3日、スイス西部モントルーで始まった。日本人は12人が本選に進出。一流コーチらの指導を受ける練習期間を経て7日の準決勝後に、8日の最終選考の舞台に進む20人が選ばれる。 本選に参加するのは25カ国の77人で、日本勢はオーストラリアと並び最多。8日の最終選考で選ばれる入賞者7人には、世界各地の名門バレエ学校やバレエ団などで1年間の研修に参加する資格と生活費や奨学金が支給される。 審査員は、完成度よりも、プロとして大きく羽ばたける可能性を秘めているかどうかに重点を置く。