パリ・オペラ座バレエの公式サイトがリニューアルし、公開間近になっていた、デジタル・プラットフォーム、3e Scèneがついにオープンしました!
様々な分野のアーティストが参加しています。
https://www.operadeparis.fr/3e-scene
現在17本のショートビデオと、エトワール全員のプロモーション映像のダイジェスト、そして写真作品などもアップされています
TOP映像は、ストリート・ダンスのアーティストとして周知のリル・バックが出演した「 Étoiles, I see you」。Zambelli Rotundaというガルニエ最上階の有名なリハーサル室で踊りながら、ガルニエを飾るマリー・タリオーニらの肖像や彫刻などと表情やポーズを対比させるもの。
全く違ったジャンルのダンサーでありながら、リル・バックの動きはしなやかでとても美しく、ユーモラスでもあります。
彼は、ニューヨークシティバレエにも作品を提供・出演したこともあったり、CMでミハイル・バリシニコフと共演したり、バレエ的な動きもできるという稀有なダンサーです。
舞台や映像でプロのダンサーの踊りを見ることはとても刺激になりますし、必要なことだと広く言われています。
役や場面によってダンサーはその場にあった情感を込めて表現をしています。普段、レッスンでエクササイズとしてやっていることが、メッセージとして表現されています。
目線、腕の動かし方、音楽や間の取り方など印象に残ったことをどんどん自分の動きに取り入れてみましょう。
もちろん、表現だけに頼ってはいけません、正しい身体の使い方を繰り返し練習した上でのお話ですが。
きっと、より「バレエらしい動き」に変わっていくことでしょう。