Dance Studio R
Ballet Studio R
ダンサーとして気をつけたい食生活
スリムな体型には憧れますが
メインとなるおかずは「高たんぱく・低脂肪」のものを選び正しい食生活を心掛けましょう。
1.骨の芯となっている「たんぱく質」
2.しっかり動くことの出来るからだを作る「炭水化物」
3.ハードな動きに耐えうる丈夫な骨作りに欠かせない「カルシウム」
まずはこの3つをきちんとそろえましょう。
しなやかな筋肉は動いてばかりでは作られません。
【筋肉を作るゴールデンタイム】運動後の30~40分間
筋肉を作る栄養素は良質のたんぱく質を中心にビタミンやミネラル、炭水化物、脂質で、これらを含む食べ物をバランスよく食べることが重要です。
タンパク質…しなやかな筋肉を作るには必須
ex)鶏胸肉、ささ身、豚のヒレ、牛サーロイン、ロースハム、紅鮭、マグロ、カツオ、豆腐、納豆、卵、牛乳
タンパク質だけを身体の中に取り入れても筋肉への効果はありません。ビタミンB6がタンパク質を分解し、アミノ酸に変化させることで初めて効果が出るのです。
ビタミンB6がタンパク質の代謝を助けます。
ex)唐辛子、にんにく、パプリカ、カイワレ大根、ごま、抹茶、まぐろの赤身
カロリーを落とすことだけを考えて脂質をゼロにしてしまうと、スタミナ不足の原因となります。
油分を摂る時は、少量でも質の良いものを摂ることを心がけましょう。油をゼロにしてしまうと皮膚や髪の毛へ影響を与えてしまいます。
疲れを翌日に持ち越さないことが重要です!
そのためには、メインのおかずである肉や魚でその日に使った筋肉の修復をし、野菜や果物などのビタミン・ミネラルで代謝をスムーズにして
リカバリーを図りましょう!
美しく踊るために36.5度の体温は絶対必要です
日本人の体温は年々低下しています
体温には、年齢による差があります
個人差もありますが、子どもはやや高く、高齢者はやや低めです
大人で36.8度前後、子供で約37.5度までに保たれているのが正常な状態です
ちなみに、日本人の体温の平均値は36.89度±0.34度とされており、36.6~37.2度の間に入る人が、全体の概ね68%を占めます
つまり、平熱が37度くらいの人もそれなりにいます
一方、高齢者の体温は約0.2度ほど低く36.66度±0.42度とされています
体温とは、
文字どおり、体の温度のことを意味しています
しかし、体の中心に近づくほど高くて、安定していますが、場所によって温度が違います
手足の末梢や顔の表面の温度は、
季節や環境の影響を受けやすいため安定していません
一方、中枢(核心)と呼ばれている体の内部の温度は、脳や心臓などの大切な臓器の働きを保つために安定しています
この体の内部の温度を「中枢(核心)温」といい、これを測れば安定した体温が得られます
但し、体の内部なので、日常的に測ることは困難ですワキの温度は、そのままでは「体の表面の温度」ですが、しっかり閉じ
ることで温まり、体の内部の温度が反映されます
十分に温まったときの温度を平衡温(へいこうおん)といい、これを測るのが正しい検温です
体温が1度低下するだけで
免疫力は37%低下
酵素の働きは50%低下
基礎代謝能力は12%低下します
抵抗力も弱まり風邪や病気にかかりやすくなります
しかし、体温は高いほどいいかというと、そうではありません
細胞の温度が42℃を超えると、体内の酵素系の障害が起こり始めるので、これを超える高い温度は好ましくありません
つまり最適な体温は、できるだけ高いほうがいいのですが、一方では生命がおびやかされる42℃のレベルからは充分に離れ
ていることが求められます
体温はパワーの源
体が冷えていると筋肉がかたまり、効率的なレッスンをできないばかりか怪我の原因にもなります
ウォーミングアップの目的は血流の循環を良くする事です
体温が上昇し、血管が広がることで、血流が良くなり筋肉へたくさん酸素が供給されます
酸素の行き渡っている体でレッスンをすると効率的に体作りができます
さて、体温を上げるには様々な方法があります
続けられそうで、尚かつ自分にあった方法を見つけましょう!
◎基礎代謝を上げる
基礎代謝は体の中の筋肉量に比例して増えます
適度な運動により、筋肉量を増やしましょう
筋肉は体内でもっとも熱を作り出している組織で、筋肉が増えると基礎代謝が上がり、体温も上がります
筋肉は加齢によって減少し、年間で1%減ると言われています
腸内環境を整えることも、代謝を上げるうえでとても大切です
なぜかというと、栄養素の吸収はほとんどが腸で行われるのですが、腸の中の環境によってきちんと栄養が吸収できるか
どうかが変わってくるからです
せっかく体にとって必要な栄養素をとっても、腸内環境が悪くて吸収されないと意味がありません
より多くの栄養素が効率よく吸収され、体の中に入っていくように腸内環境をいい状態に保つことが重要になってきます
さらに、腸内環境が悪いと血液が汚れます
老廃物や体にとって好ましくないものが腸から吸収されて血液の中に入り、全身を巡ります
◎おまけ◎
動物の中で体温の高い動物は鳥類です
中でも最も高いのがアヒルで42℃前後あります
次いでカッコウ、鳩と言われています
鳥は空を飛ぶとき多くのエネルギーを必要とします
瞬時に飛び立たないといけない場合に備えて、常に体温を高くしてアイドリングの状態にしています
大人になってから始めたバレエだから、プロになろうとは思わないけれど、
もうすこしキレイに見えたい・何とかしたいと思っているのではないでしょうか?
バレエは普段の生活とは全く違う筋肉を使う運動です。
大人になってから始めたのであれば、先ず「どの筋肉を」「どうやって使っているのか」を
感じることが出来なければ自分の思う通りに身体を使うことは出来ません。
また、間違った使い方でどんなに一生懸命レッスンしても、
そうやって出来た身体は美しく動いてくれないものになってしまいます。
まずは、肩を下げましょう
バレエを始めてまず注意すること、「肩を下げて」「肩の力を抜いて」というあの言葉・・
でもどうやってやれば良いんだろう?
肩になんか力を入れているつもりはないのに・・
「肩を下げて」と言われると、肩峰(肩の先)を真下に押さえつけ腕が動かなくなってしまうまで
引っ張っている人がいますが、これはちょっと方法が違います。
感覚としては「肩甲骨を下げる」という感じで、気をつけるところは「肩甲骨を下方向に引く」
ということと「肩甲骨下部を中心(背骨側)に向かって集める」ということです。
肩甲骨を下げることはある程度簡単に出来ますが、両方の肩甲骨を集める(中心に向かって引っ張る)
と肩が上がってしまいがちになります。
また、肩を下げるときに、腕で引っ張ってしまうのも要注意です。
腕や肘を下に引っ張ってしまうと、腕が動かなくなってしまいますし、アンバーならいざしらずアンオーやアン・ナバンの場合は腕は下には引っ張れません。